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キョン介 所属クラブ: ふぃにーのサブマキシ 捨て垢で取引を行ったところ詐欺られ、 キョン介にて取引場所に現れた為特定された 垢を販売 現在は他人が動かしている模様 関連ページ: フーニィ
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!. ./ | , . .! \ ヽ .、 . . ! . . .ヽ l . .!. . . .! , ./ _ゝ‐- |、 .! . . . .ヽ !. ..l. . | l イ;.!, - "´ ト . . ! l ..| . . . . . ! . !. . | ト; .! l !イ !ヽ |.!/ . . . . . . l | ! , , x-─ . ... . l!.| レ 彡≠、k_ヾ ..r-、. . . . .! . ! . .! ヘ ,x ´ ト、ヽ . . . !レ ー斗匕て ,ラ゙ . . . !., ヽ. . . } . l. . . , .X .ヘ-、 . fヽ \_, "ヘっ_.. .ノ.! . . . k / . . .i !. , ヽ .´. ヽ、 .ヘ xz≠ミk ゝ- ´ ! . . . .Y. . . ...ヘ l. ヽ ヽ、 .\X〈!ら .. ;.ぅ | . . . . .i. . . . .|. ヽ . ,. ` -`_t xz、 ヘヒr- ´ 、 |. . . . . .!. . . . ト、. ヽ . , . . . .iヘしヽ , ,.l ./ l./ .ィ ハ.} ー` , ヽ . . .ヽ ニ ー "´ イi .////ソ リ i ヽ . . . . . . .. . .ヽ、 _ / リ/iイ . } .ト 、ヽ . \. . . . .. . . . .、ニ ― t - メ | .ヽヽ .ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i , l ハ トヘ  ̄ j ` - _ // ゙ー / ` - y`ーv、__ / / 入 /レ __ r ´ ̄ ´ / .i _ ,ヘ .ラ ` Σ / . . ヽ ,´ ヽ } _ ― .  ̄i . ヽ , y _ - ―..- ‐  ̄ .. ..... { . . i 前スレ 【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ Part○○【変な女】 (前スレURL) 佐々木とくっくっ避難所 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8130/ 佐々木とくっくっ避難所(携帯用) ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/8130/ 佐々木SSの保管庫 Part1-10まで ttp //blog.goo.ne.jp/sasaki_ss Part11以降 ttp //www10.atwiki.jp/sasaki_ss/ 佐々木 = 例の変な女 自称「キョンの親友」、中学時代はキョンの自転車に二人乗りで週二回、塾に行く間柄 キョンとは学校内でつるむ回数がクラスメイトの誰よりも多かった キョンは否定するも傍からみるとどう考えても... 古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性」 恐るべきことに名実共にハルヒと対になる神的存在であることが明らかに!? 次スレは 970が立ててくれたまえ。立てられない時は遠慮せずに言うといい。 このスレの住人は快くキミの代役に名乗り出てくれるだろう、くっくっ このスレは基本sage進行だ、間違えてageるならまだしも 意図的にageるような行為は慎んでくれたまえ。 sageのやり方は、メール欄に小文字半角でsageと記入するだけだ。 sageないと、スレが板のトップに表示され荒らしの攻撃を 受けやすくなってしまうから、平穏を守るためにも皆協力をしてほしい。 2レス目用のテンプレート 僕からの追加のお願いだ。 ここは全年齢対象板だから、過度な性的描写は禁止だ。 するにしても、少年誌に載せられるレヴェルまでに抑えてくれ。 リンクを貼るときは直リンは禁止してくれると僕も助かるよ。 荒らし、それに反応する人への対応は無視するのが一番と昔から決まっているんだ。 スレタイは佐々木とくっつくではないのであしからず。 次スレは立候補した人が責任を持って立ててくれたまえ。 ただし、無理な場合はその所信表明を行い、次なる立候補者を集うべきだね。 次スレへの誘導リンクが貼られるまでは今まで通り書き込みは控えるのが最良の手立てと僕は思う。 あと、SS保管庫の中の人からこんなコメントをいただいている。 判断はみんなに任せるよ。くれぐれもこれで争うことの無いようにしてくれたまえ。 201 wiki [ sage ] 2007/08/26(日) 09 33 29 ID lc10YmQU どーもwikiの中の人です。 タイトルにSSってつける件ですが、個人的にはなくても無問題です。 SSかどうかはみればわかるし。 今までどおりでOK。 それよりも、SSにはタイトル(名前欄でも文中でも)と長編なら通し番号をつけてもらえるとありがたいです。 あと、未完成ならそれがわかるようにしてもらえるとなおよし。
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「じゃあ後よろしくね。」 「はい、明日の会議前には目に通せるようにしておきます。」 バタン うちの会社では珍しい女の部長が急ぎ足でオフィスの扉を閉め帰っていく。 まったくなんで俺が残業なんか、というかここ1ヶ月はいつもこんな感じだ。 残業手当が弾むわけでもなしに俺は再び自分の椅子につき居残り組と共に――― 「まぁまぁそうふてくされないで…」 谷口か、こいつも居残り組かよ。 高校を卒業したあと俺はなんとかFランク大に入学し、 その後は今の会社に入社、そして谷口との偶然の再会を果たすわけだ。 とはいえこいつはそこそこの大学を出て俺より早く出世するのだろう。 嫌みっぽくないこいつの顔がむしろイラつく原因なんだと無駄な分析をしつつ 俺は明日の会議で使う資料をまとめ始めた。 俺が残業でまとめる資料も所詮谷口がプレゼンして いいとこだけ持っていくのさ。 「そんなことないよ。」 いいやあるね。その謙遜ぶりがムカつくんだよ。 「キョン君の資料は無駄な部分がないし見やすいからね。」 当たり前だ、その無駄な部分とやらに時間を費やして残業を 長引かせるわけには行かないんだよ。 だいたいあの女部長、俺たち独身男にばかり残業を押しつけやがる。 そんな偏りっぷりはすぐバレるさ、なんせこの俺が身を持って感じているんだ。 そうして自分は女としての時間を謳歌するのさ。 ああいけ好かないね。 あの女部長のわがままっぷりと部下を振り回す態度はまるで―――― 「―――涼宮ハルヒ」 「え?キョン君なんか言った?」 「ああ、いや何でもない!」 ―――涼宮ハルヒ 高校を卒業したあと奴は理系の有名大に進学したと聞いたな。 卒業後少しは連絡をとっていたというかそもそも一方的に呼び出して、 受験を終えた俺はだらけたかったのだがまた例の駅前にノコノコ繰り出し、 不思議探しをやっていたわけだ。 その後いつからだろう。ハルヒからは連絡が来なくなった。 俺から連絡するなんてないしな、ああ、朝比奈さんの時はイタ電?をしたが… 朝比奈さんと言えば他の3人もハルヒと同様で今では疎遠だ。 まああらかたハルヒのことだ、何か新しいことを見つけて周りの奴をふりまわしてるんだろう。 俺といや今ではしがないサラリーマン。 それ以上でもそれ以下でもない。 しかし何だって今更ハルヒのことを思い出したのだろう… ―――ハルヒ、お前は今どうしてるんだ? 気付けば俺は同僚と共にビルの消灯時間に追い出されるように家路についていた。 このまま何でもない普通の時間を過ごすのだろうか。 再び脳裏に北高でのSOS団の記憶が蘇る。 「キョン、どうだ一杯!」 「行こうぜキョン!あの女部長のグチでも肴にしようぜ!」 同僚の誘いがその思い出に覆い被さる。 ―――そうだな。 「ああ行こうぜ。独身男は友達だ。」 そうさ。 過去より今を生きる。 あいつもそう言うはずさ。 そうだろ? 「―――ハルヒ」 「あ~飲んだ飲んだ!明日も会社か!」 「明日こそは残業を断ってやる!あの女部長に言ってやるのさ!」 そして明日も残業を押し付けられるのさと思いながら ほろ酔い気分でタクシーを捕まえる。 「どうぞどうぞ!」 「いえいえどうぞ!」 平社員同士が無駄な譲り合いをしても意味はないのさと思いながらさっさと 乗り込もうとする。 あきれた運転手が酔っ払いなど置いといて 先に別の客を乗せようとする。 カップルだろうか、男女の二人組だ。 「おい運ちゃんよお!そりゃないぜ!」 同僚が食い下がる。 「何よ!あんた達が遅いんでしょ!さっさと譲りなさいよこの酔っ払い!」 ん? 「まあまあ涼宮さん、あちらの方達が先だったし…」 おい… 「ハルヒ!」 ほろ酔い気分が一瞬で100億光年先へ飛んでいき 意志がクリアになる。 ハルヒだよな?いや見間違うはずはない。 そこにいたのは確かに涼宮ハルヒだった。 すっかり大人びたハルヒは黄色いリボンこそつけていないものの背中まで伸びた髪とその整った顔立ち… 入学当初、そうさ俺たちが出会った日、その面影のままだった。 だが何故こんな偶然が?いやいやこの連れの男は誰なんだハルヒ。 「何よあんた何で私の…え?…キョン?」 その言葉が一気に現実に引き戻す。 再会の衝撃で酔いが冷めたはずの思考は混乱へと引き込まれる。 「涼宮さん?知り合い?」 「キョン…」 「ハルヒ…」 「っこのバカキョン!何だって今更!」 混乱していた思考はその言葉と共に飛んできたハルヒの拳によって真っ白になる。 「私帰る!行きましょ!」 ああそうだ。元はといえばタクシーにどっちが乗るかだったな。 こういうパターンで勝つのはハルヒでへばるのは俺だったよな。 ん?おかしいな。 殴られた頬をさすりながら全く働かない脳で何がおかしいのか考える。 ああそうか… 俺がへばる隣にハルヒの笑顔がないじゃん… 「―――おいキョン?大丈夫か?」 「あの女知り合い?」 「キョン君今の…」 ああ谷口、お前もいたんだったな。 いや最近は飲みに行くにも最後までついてくるようにはなたんだな。 「涼宮さんだったよね?」 「…」 おっと長門ばりの3点リーダ。どうも考えないといけないな。 「悪い、一人で帰る。」 2時間後、俺はタクシーで帰る同僚達とは別に歩いて帰っていた。 とはいってもタクシーで帰る距離を歩くもんだから何時間も歩いている。 ようやくアパートについたが入る気にはなれず近くの公園のベンチでタバコに火を着けた。 「っこのバカキョン!何だって今更!」 ハルヒの言葉を思い出す。 「何だって今更!」 待て待て、あいつらこれじゃ何か勘違いしないか? まるで昔ズラした女みたいじゃねえか。 しかも見た目だけならハルヒはなかなかいい感じだしって俺は何を考えてるんだ。 むしろあの男は一体誰なんだ? ハルヒとはどういう関係なんだろうか。 なんだか無性にイラついた。 この頃は何にイラついていたのかわからなかったが 俺はきっとハルヒと二人きりでいた男に対してイラついていたんだな。 ん? ああ、なるほど。 その気持ちを誤魔化そうとした俺自身にイラついていたのかもな。 タバコをふかして考えに浸る。 北高にいた頃のSOS団を思い出す。 宇宙人、未来人、超能力者… 「ふっ」 本当にあんなことがあったんだよな。 本当に信じられない経験だったなと言いそうになるのを抑えてまたイラつく。 これはすぐわかった。 バカ野郎、あんな最高の連中との最高の経験を信じられないなんて言いそうになるくらい俺は普通になってたのかよ。 自分にイラついていたのさ。 そうしてあの頃の感覚が鋭く蘇るのがわかった。 なぜわかるかって?そりゃああの頃の感覚が蘇らないで今のままの感覚だったらこいつのニヤケ顔にも気づかないさ。 「古泉、チェスは強くなったのかよ?」 「流石はあなたですね。」 こいつのニヤケ顔をまた見るくらいなら気づかない方がよかったかもな。 「それは不可能なことです。」 はいはい。全ては繋がってるってか?そういう含んだ言い方がムカつくんだよ。 「そういうことですね。いやあ、察しがいい。あの頃のあなたに戻ったと言うところですか。」 あの頃も何も俺は俺さ。お前こそそのニヤケ顔はいい加減直っててもいいと思うぞ、古泉。 「おや、おかしいですね。組織の報告では、ここ数年のあなたは味気ない生活にとても退屈しているようだと聞き及んでいたのですが。」 何が組織だ、人の営みを勝手に監視して報告しあってんじゃねえ。 何が言いてえのかハッキリしやがれと叫びそうになると古泉はそれをかわすように続けた。 「ほんの数時間前、とてつもなく巨大な閉鎖空間が発生しました。」 ああそうかよ。 んなもんハルヒがいるかぎり発生し続けるに決まってるだろ。 お前のアルバイトとやらも大層繁盛だな。 「いえ、ここ数年は閉鎖空間など発生していません。 正確には僕たちが北高を卒業した後は一切ありませんでした。 以前涼宮さんの力がなくなってきているといいましたが 卒業の瞬間、なにかに踏ん切りを着けたかのように 涼宮さんの精神は安定し閉鎖空間も生まなくなりました。」 はいはいじゃあなんで…そうかよ。 「お気づきになりましたね。あなたと涼宮さんが数時間前に接触した直後の出来事です。」 わかってるさ、お前はそうやってあなたがなんとかするしかありませんとかいうんだろ。 「そういうことです。では。」 ったくなんでまた、結局ハルヒに振り回されるのかよ。 当の本人は意味も分からず俺を殴った挙げ句知らず知らずに 俺を巻き込むのさ。いつも俺はこういう損な役回りかよ。 今ではそれを後押ししてくれる朝比奈さんのお茶もなしさ。 数年前と全く変わらないであろう思考を巡らせつつ 自分が古泉バリにニヤついてることに気づいた。 そうさ、楽しくない訳がないだろ? 再び脳裏に蘇るSOS団の記憶。 あのワクワクがまたくるのかと思うとニヤつくしかなかった。 いいさハルヒ。 今度はどんな厄介ごとに巻き込んでくれるんだ? この頃俺はあのワクワクを期待していたが、 実際は全く予想外の出来事が待ち受けることを知る由もなかった。 アパートに戻りすぐ寝ることにする。とその前に風呂に入らねば。 あの女部長に何を言われるかわからんしな。 だが部長、あなたよりも恐ろしい女を俺は知ってますよ。 ハルヒと部長を無駄に比較しながら風呂場の扉をあける。 「え?あ、キョン君?」 すぐ扉を閉める。 なんだ?今のは、 ―――朝比奈さん? ふと目を横にやると女物の服と下着が几帳面に畳んでおいてあった。 まさか… 何を思ったか再び扉に手を掛けてしまった。 ガチャ――― 「キョン君!だ、だめえええ!」 その声で確信に至る。 朝比奈さん、あなたは一体何をしているんですか? しかも人の家の風呂で。 「キョン君?ちょっとリビングで待ってて…」 朝比奈さんの弱々しい声で頼まれるとそうするしかないですよ。 などと思いながらリビングで待機する。 この際湯煙に浮かんだ朝比奈さんの殺人的な絵面については触れないであげよう。 それでなくても同僚達に借りるいかがわしいビデオ1億本分は得したからな。 いやいやあんな粗末な物ではいくつ積んでも計り知れない。 「あの…ごめんなさい。勝手にお風呂借りちゃった…」 借りちゃったなどと朝比奈さんに言われてしまえばもう何も責められまい。 それであなたはどんな要件ですか? 「あの…今涼宮さんが今どこで何してるか知ってますか?」 さあ、何か知ってたら俺はいきなり殴りつけられるはずもないだろうね。 いやそうじゃなくてもあいつなら殴りかねないが。 「今涼宮さんは今大学院で物理の研究をしているんです。」 そうですか。まああいつの頭なら考えられる。 あらかたおかしな実験でもして研究室を振り回してるんだろ。 「はい…ですが周りには理解できないだけで今涼宮さんが研究していることは 未来人にとってとても重要なんです。」 詳しくは禁則事項なので言えないのですがと朝比奈さんはつづけるのだろう。 「その研究は時空移動の根幹に関するものなんです。」 ん?禁則事項じゃなかったのかと思いながらそういえば今目の前にいるのは 朝比奈さん(大)ではないですか。そうか、今の俺にとってすれば この朝比奈さん(大)はあの頃の朝比奈さん(小)と同じなのだ。 ならば権限も拡大しているのだろう。 「このままだと涼宮さんの研究は途中で終わっちゃうんです! 私達の未来での時空移動も不可能になって今まで時空移動でなしてきたことが全て無意味になるの!」 確かにそうなる。かつて北高にいた時に朝比奈さんと時空移動で行った全ては 存在しないことになる。というより朝比奈さんが来ない。それは俺たちSOS団の 思い出が消えるということだ。 ん?まてまて、なんでその研究が途中で終わるんだ? 「それは…涼宮さんが途中で大学院やめちゃうから…」 「何故ですか?」 「っ!」 「すっ、涼宮さんは結婚しちゃうの!」 そう言うと朝比奈さんは泣き出してしまった。 ―――そうか、あの男と… 「朝比奈さん落ち着いてください。俺はどうすればいいんですか?」 「うわああああん…ぅうっ…ひくっ…け…結婚を止めて…」 ―――無理だ、他人の結婚を阻止するなんてできない。 それをわかっているのだろう、俺が口に出す前に朝比奈さんはまた泣き叫んだ。 「うわああああん!無理だよお…ぅうっ」 だかやらねば未来、そして俺達の大事な思い出は無かったことになる。 困難と知っていても朝比奈さんは任務を断らなかったのだろう。 翌日、大した睡眠もとれず仕事へ向かう。朝比奈さんは家に置いてきたが昼頃に鶴屋邸へ帰るという。 あれから朝比奈さんをなだめるのは大変だったな… 「ちょっと!資料は出来たのかしら?ぼーっとしないで渡しなさいよ!」 「あ、すみません。」 ったく部長のやつ、昨日はどうせコンパでもあったんだろう。 部下に残業押し付けて行ったはいいが、挙げ句あんまりうまく行かなかったって面だな。 機嫌の悪さを押しつけるなよ。 そんな感じで会議もうまく回らなかったらしい。せっかく作ってやった資料が台無しだ。 「あんな資料じゃうまく行く分けないでしょ!」 おいおい資料のせいかよ。部下に残業させて自分はコンパ、それじゃあうまくプレゼンはできねえよ。 「いえ…資料に不備はないかと。」 「部下のクセに口答えしないでよ!女だからってなめてんじゃないわよ!」 「いえそんなことは…同じ資料を使った谷口はうまくいっていたみたいですが…使う人によるんですかね?」 「なっ!バカにしないでよ!」 「部長、お言葉ですが部長が出勤した時にはちゃんと仕上がってましたよ。 事前に目を通していただけましたか?」 「そ、それは…し、したわよ、い、一応…」 こいつ…あらかた谷口は俺らと別れた後も家でしっかり資料に目を通して 下準備していたんだろうな、こいつはさっさと遊びに行ったが。 そんな当たり前なこともしないで人のせいにするなよな。 「そうですか、ならなおさら使う人によるんですね。」 「な…」 「おっと昼休みだ、それでは。部長もたまには自分が使う資料を自分で作ればいいと思いますよ。」 周りの奴らがクスクス笑っていた。みんなこいつに仕事を押しつけられたことがある。 すまないな、生憎俺はお前より酷い女を知ってるんだ。 こんくらいなら返り討ちだぜ。 そうして昼飯を同僚と食いに行く。 「キョン~お前やるな!」 「あいつ会議で谷口にいいとこ持ってかれて機嫌悪かったんだな、いい気味だ!」 だがこのまま終わるわけはないだろうなと思いながら蕎麦をすすった。 終業と共に同僚と居酒屋へ行く。流石に今日は残業がなかった。ゆっくり飲めそうだ。 「昨日の店でいいだろ?」 昨日、同じ店の前でタクシーを拾うときにハルヒに会ったことを思い出す。 さてどうしたものか。 「結婚…」 同僚達が一斉に俺を見る。しまった、つい口に出た。 「キョン!今なんて言った?」 「結婚…あ、お前昨日の女はなんなんだよ!谷口が高校の同級生って言ってたぞ!」 「お前まさか…」 最悪の展開だぜ谷口…おい目をそらすなよ。 「キョン、お迎えだぞ。」 なんなんだよお迎えだぞ?意味が分からん。古泉だってもう少し匂わす話し方だぞ。 同僚が親指を指さした方を振り向く。 ―――おいおいどんなお迎えだよ―――「―――ハルヒ」 ガッ 懐かしい痛みが耳にくる。 「おいハルヒ!耳を引っ張るな!」 いきなり耳を離される。 「一体お前は…」 「ここに来れば!」 「―――!?」 「ここに来ればあんたにまた会えると思って。」 俺達はバーにいた。 「あんた今まで何してたのよ?」 おいおいいきなりかよ。まず言うことはないのかね、涼宮ハルヒという女は。 「大学の後は今の仕事場で働いてたの?谷口君?も一緒みたいだったけど。」 別に俺の今までを聞いたところで何もないさ、特にこいつにとっちゃ 普通過ぎて眠たくなるはずさ。 「ふうん。やっぱりあんたもそうだったんだ。」 意外なリアクションだな、ハルヒよ。 「あたしもね、大学入ったらなんか普通過ぎてさ、骨抜きになっちゃった。 今までなんとなくやってきて…大学院に入ったら面白い研究室があったから またやってやろう!って気になってたんだけどね…」 おーいハルヒ、あたしもっていうのはおかしいぞ。 俺はお前と違って元々普通なんだよ。お前みたいに元は暴れてて今は普通ってわけじゃないんだが。 「でね、あたし…」 やはりこいつには都合の悪いことが耳に入らないらしい。 「大学院やめて結婚することにしたわ。」 朝比奈さんに聞いてはいたが本人から聞くと実感が沸いてきた。同時にイライラしてきたのさ。 こいつ本当に骨抜きになってやがる。前言撤回、こいつより部長の方がたちが悪いぜ。 今のハルヒは本当にハルヒじゃなくなっちまった。 「おい涼宮、お前今大学院はやる気あるみたいに言ったじゃないか。 それなのに諦めて家庭に入るのか?」 俺がハルヒに説教か、言えた義理じゃないな。 ただ俺は…周りが、いや俺がどんなに普通であっても お前だけは俺が知るあの涼宮ハルヒでいて欲しかったのかもな。 「諦めるわけじゃないわよ!」 いーやハルヒ、お前は周りの普通さに失望して自分もそうなることで誤魔化そうとしているのさ。 せっかくの大学院だって辞めて家庭に入りこんなもんだ、みんなそうなんだと思い込めば楽になると 思ってやがるのさ。そうなんだろ?ハルヒ! 挙げ句俺の平凡さに同調しやがって。あんたも?あたしもね? バカやろう!お前はそこで俺を引っ張り出してよくわかんない不思議体験に巻き込むんだろうが! 「これがあたしの幸せなの!」 そう俺に言って、いや自分に言い聞かせてハルヒは出ていった。 「お客様、何かお飲み者は?」 雰囲気を読まずにバーテンが話しかける。ん?あんたどこかで… 「覚えておられましたか。森本です。」 組織の人間が何のようだ、見ただろ?俺にはどうにも出来ないのさ。 「今のようでは近いうちに閉鎖空間が生まれるでしょうね。」 知るか、その後はあんたらのアルバイトだろ。 「あなたもこのままの涼宮ハルヒでは納得がいかないでしょうね。」 ああ図星だったさ。俺は席を立った。 「期待しております、お代は結構です。」 イライラは消えなかった。だが少し嬉しかった。 諦めるという言葉にあいつはあんなにムキに反応しやがる。 ―――なんだよ、お前少しはまだ俺達のハルヒじゃねえか。 行く場所は決まっていた。 俺は独りでにマンションへ向かっていた。そうさ、困ったときはいつもここに来ていた。 あいつには損な役回りをさせちまったな、まあそのせいで大変なクリスマスだったこともあったな。 あれから数年、人知れずここでじっとしてハルヒを監視してたんだろ? ―――なあ、 「長門」 「…」 「俺だ。」 ガチャ オートロックが開く。その足で階段を上った。エレベーターを待たなかった。 だが流石に息が切れる。「遅いわよ!キョン!」なんて聞こえるはずもないか。 退屈な会社員生活は体を怠けさせていた。すまないな、ハルヒ。扉の前に立ち尽くす。無性に不安だった。数年経った今でも… ―――今でも俺は ガチャ 俺が立ち尽くす間に扉は開いた。 「入って」 長門がいた。懐かしむような喜んでいるような表情をしていた。 ―――余計な心配だったな… 数年経った俺はもうこいつの表情が読みとれないかもなんて心配は余計だったぜ、長門。 「飲んで」 長門の煎れたお茶をぐっと飲む。そしてすかさず 「長門、もういい。」 お茶は注がれなかった。 「長門、お前は知ってるんだろ。」 コクッ 「情報統合思念体は期待している。」 久しぶりに聞いたぜ。 その舌を噛みそうな名前。で、何に期待しているって? 「あなたと涼宮ハルヒの接触の瞬間、巨大な情報爆発が観測された。 涼宮ハルヒが大学生になって以来目立った情報爆発は観測されず情報統合思念体は失望していた。」 なるほどね、以前のように俺とハルヒが起こすいろんな事件を 情報統合思念体とやらはドキドキワクワクして待ってるわけか。 「…」 「包括的意思決定はそう。」 包括的? 「私個人としてはあなたと涼宮ハルヒは行動をともにした方がいい。」 何が言いたいんだ、長門。 「あなたには以前言ったはず。あなたのは未来のためでなく あなたのためにあなたの責任で動けばいい。」 そんなこともあったな。ならお前は今も未来のお前 ―――異時間同位体?だよな、と記憶を共有 ―――同期?はしてないんだな…。 「…」 「でも未来を無視すると俺達の思い出が消えちまうんだ、長門。」 「そう思うならそう動けばいい。」 「でもあなたのために、あなたの責任で。 私個人的としては涼宮ハルヒはあなたと共に。」 わからん。長門、わからんぞ。 「…」 長門は俺を見続ける。 「うまく言語化できない。情報の伝達に誤りがあれば教えて欲しい。」 ああ、なんだってんだ。お前のわかりにくい日本語なら慣れっこだぜ、長門。 「…」 長門は1ミリほど下を向いた。 そして俺をその無機質な瞳でしっかりと見つめ捉えた。 「あなたは涼宮ハルヒを愛している」 ―――ああ、気付いていたさ、長門。 あの男と二人でいたハルヒを見たときから感じていたイライラの正体。俺は妬いていたのさ。 ―――俺はハルヒが好きだ。 「長門!ハルヒはどこだ!」 「ハワイ」 え? 「今から12時間後に涼宮ハルヒの結婚式が行われる。」 「まじかよ…長門!なんとかしてくれ!」 「断る」 !? 「私は私のため、あなたはあなたのために動けばいい。」 「長門!わかんねえぞ!」 「先ほどの言葉に誤りはある」 …こっちに聞いてるのか? 「いや、なかったよ。情報は正しく伝達された!」 「…」 長門は再びうつむく。そしてまた俺を見た。 「ならば私もあなたを…愛していることになる」 長門…? 「いい」 !? 「あなたは何も言わなくていい」 「長門…俺はハルヒのところへ行かなきゃならん!」 ダメだとわかっていた。長門は長門のために動くのだから。 バババババババッ! なんだ? 「朝比奈みくるに協力を要請した」 「長門…お前…」 「キョン君!乗るにょろ!ハワイまでヘリでぶっ飛ばすよー!」 そっか…朝比奈さんが鶴屋さんを… 「私は私のために動く、直接的協力はしたくない」 したくない、長門がそんな言い方をするのは始めてだった。 俺に対して本気でいてくれたってことだよな。 だが… 「すまん長門、俺はハルヒが好きだ!」 「いい」 「私個人としてはあなたは涼宮ハルヒと共に」 「キョン君めがっさ似合うよー!」 「え?」 気付けば俺はタキシード姿になっていた。 「これだけはサービス」 そうかよ長門、お前の気持ちは受け取ったぜ! ドアが閉まる。 ヘリは飛び立った。 「ヘリなら12時間でギリギリ間に合うっさ!」 「お願いします!鶴屋さん!」 朝比奈さんは隅で「キョン君大胆…男と女の…きゃっ禁則事項っ」とぼやいて赤面している。 そしてこいつは… 「長門さんも不器用ですね。」 古泉、お前のニヤケ顔はいつも水を差すな。 「長門さんはあなたが好き故に涼宮さんとの仲を応援するわけですね。」 わかっているさ。お前に言われるとムカつくがな。 「ですが直接協力することはプライドが許しません。 朝比奈さんが鶴屋さんに協力を仰ぐことを予想して間接的に協力したのですね。」 古泉のムカつく思考実験とやらを延々と聞かされながらハワイ上空へと至った。 「みくるー!会場はどこっさ!」 「えっと…確かワイキキビーチの…あ!あのフェリーです!」 海上で挙式とはあの男は金持ちだったのか? 「ええ、組織の報告によればなんでもどこかの御曹司だとか。」 どこかってどこだよ古泉、お前の組織は意外と適当なんだな。 「キョン君!めがっさ突っ込むよー!」 ヴァージンロードを歩く二人が見える。 そこへスレスレに降下してドアが開く。 会場は騒然だ。 「キョン!?」 「涼宮ー!」 「このバカキョン!結婚式がめちゃくちゃよ!」 「バカやろう!」 「え!?」 「そんな普通のやつと結婚式かよ! 俺とお前ならSOS団と一緒に全宇宙の不思議を味あわせてやる!」 「あ、あんた何言って…」 「それになあ!ハルヒ!お前に久しぶり会ったらよ、髪が長くなってた!」 「はあ!?何が言いたいのよ!」 知らん、ここまで来たら言ってやるさ。 「今だったらお前ポニーテールが反則的に似合うじゃねえか!」 「あ…え…」 「俺は今でもポニーテール萌えなんだ! だからハルヒ!」 「キョン…?」 「ハルヒ、俺と結婚して毎日お前のポニーテールを拝ませてくれ!」 言っちまった。我ながらなんてプロポーズだよ。 朝比奈さんが赤面してて、鶴屋さんが爆笑してて、古泉のニヤケ顔が見える。 「…ふんっ」 「こんなやつただの金蔓よ!SOS団が世界に羽ばたくための…ぅぅ…ぇぐっ …バカキョンっ…」 「一生幸せにしないと死刑だからね!」
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「孤独:佐々木視点」 その時、私には「親友」がいた。そして、孤独ではなかった。今と違って それは、中3の冬の始め。枯葉の舞う、寒い寒い、今にも雪が降りそうな冷たい冷たい夕闇の中だった。 学習塾を同じくするクラスメートとの彼とはすぐに無二の親友となり、いっしょに学習塾に行く関係になった。その日は自転車が故障したので2人でバスに乗ることとなった。 彼には最近、不良にからまれた女子生徒を助ける、というイベントが何度か発生した。そして、助けた女子生徒達から「お礼」に食事をおごってもらうことがあった。 この人生最大のモテ期、が到来したのを気付いていないふりをしていると思われる彼は「彼女達とは誰とも深い関係にならなかったし、向こうもそれを望んでないのじゃないか?」と言っていたが、その度に私の機嫌は悪くなっていた。 とっくに日の暮れたバス停のそばで親友を待っていると。彼は女子生徒と肩を組んで歩いてきた。仲良良さそうな話し声が聞こえる。 「ねえ、彼女達とどうなった?」 「彼女達って、助けた女子生徒のことか?」 「当たり前じゃないの。デートしたり恋人になったりしなかったの?」 「お礼に2,3度おごってもらって。それだけだな」 「嘘つき!!嘘つき!!大嘘吐き!!」 「何を根拠にそんな失礼なことを言うんだよ」 「嘘つきと思ったから」 「あのなー」 その時の彼女は本当に彼が嘘をついていると思ったようだ。私もそうだが 「ところで、あんたどこの高校に行くの? あのねー、もし良かったら」 その時会話が途切れていなければ彼女は何を言っていたのだろうか。「同じ高校に行こう」、「友達になろう」それとも「彼女にしてくれ」? あんな女たらしに対して? 「遅かったな」 私は言った。怒っているのは彼にも判ったらしい。 「すまん。待たせた」 「それは良いのだが。もしかしてお邪魔だったかな?」 「そうじゃないのだが」 「私が不良にからまれている所を彼が助けてくれたのです。それで怪我をしたから私が肩を貸して」 「そうか」 私は言った。「またか」といったうんざりするような様子で 「ありがとう。もう腰は大丈夫だ」 彼と肩を組む女子生徒。制服から近所の中学の女生徒とわかる。私達とは違う中学の。近くで見ると彼女が美人ということが嫌というほど判る。 背は私と同じくらい。髪は長い。元気で明るく、付き合って飽きない感じの。スレンダーなのに胸は大きく。私が勝っているのは家庭的な感じだけか 彼と肩を組んだ彼女は悔しいくらいにお似合いで、、、 「今日はありがとう。それじゃ、さよなら」 と言って彼女は走り出した。 「おい、ちょと待て」 立ち止まる彼女。彼は言った。中途半端な優しさを持った言葉を 「帰りは気をつけて。また会えたら良いな」 アカンベーをして立ち去る彼女。走り去る彼女はまるで泣いているように思えた。 「感じの良い子じゃないか。彼女になってくれとは言わなかったのか?」 「馬鹿言え、そんなこと言うか。この傷も彼女がつけたものなんだぞ」 「君が何か彼女の気に障ることをしたのじゃないのかな」 「何が悪かったんだろうかなー」 その時は自覚していなかったが、彼女と同じように私も彼には怒っていた。今ならその原因もわかる 「しかし、彼女の方もまんざらじゃないように見えたが」 「彼女は喧嘩も強いし、不良から助けてくれたことを何とも思ってないらしい。お前の勘違いだよ」 「そうかね」 結局彼は彼女の名前も聞かなかったらしい。 『いつか彼女に彼を取られる』という予感は、今思い出すからこそ存在したかのように感じるのだろうか その後、彼女を見たことが何度もあった。彼女の方は私には気付かなかった。彼女の方は私を覚えていないと思われた。私の方も彼女が有名な変人であることを知らなかったが。 次の年の5月までは、彼女はあの日の笑顔が嘘のようにいつも不機嫌そうだった。しかし、6月以降に見た彼女は真夏の太陽のように明るかった。あの日の何倍も。無邪気に笑う彼女はこの世の全ての男性を恋に落とすような魔力を持っていた、かもしれない 彼女がこれほど急激に変化したその理由が私には判らなかった。もしかしたら、判っていて気付かないふりをしていたかったのかもしれない。彼女の高校の制服姿は何度か見たので、それだけで理由が想像できてもおかしくはなかったのに。 彼との残りの中学生活は楽しかった。一度は2人きりで旅行に行った。日帰りだったが しかし、時の流れは否応なく現実を運んでくる―――我々は、卒業式を迎えた。 「これでお別れだね、キョン。でも、たまには僕のことを思い出してくれよ。 忘れ去られてしまっては、いくら僕でも寂しくなるというものだ。覚えておいてくれ」 また連絡してくれ、とは言わなかった。 彼と同じ高校に行けばその後も「親友」の関係を続けることができる可能性は高かったと思う。また、彼に(その時は私自身も自覚していなかった)自分の思いを伝えることができれば「親友」以上の関係になれたのかもしれない。 しかし、私はどちらもしなかった。それは、私が臆病だったからであろうか。親に「あんな馬鹿者と付き合うな」と言われていたためであろうか、それともあの日のことを拗ねていたからであろうか? 私は彼と別れて県内でも有数の進学校に入った。 新しい友達に囲まれたが、心には虚無感がただよっていた。 桜が散り、梅雨が明けた。彼からの連絡は来ていない。風の噂では彼は県内でも有名な変人と同好会を作ったらしい。 進学校は短い夏休みに入る。私が電話した時、彼は旅行に行っていた。 夏休みの終わり。連絡は無い。街で見かけた彼は学友達とうれしそうに遊んでいた。 残暑が終わり、木の葉が色付く頃。まだ連絡は来ていない。彼は映画を作ったらしい。 そして、彼女と会ってちょうど一年。冷たい雨が枯葉を濡らしていたあの日。 私はいつものように市内の進学塾に向かっていた。彼に連絡入れようかと考えていた時。ある光景が目に入った。 彼と、あの時の彼女がひとつの傘に収まって歩いて行った。明るく活発な彼女、一年前のあの時のように、いや、あれ以上に楽しげに。 彼と彼女がいっしょにいるのを見たのはこれで2回目だった。 ここで、一年前と同じように彼に話しかけることができれば、未来は変わったかもしれない。だが、できなかった。 ふたりが私に気付くことはなかった。彼らが去って、私はしばらく呆然と立ち尽くした後――― 私は何事もなかったかのように歩き始めた。歩幅を乱して。 私の脳裏に、教室での会話、夕焼けの自転車、星空のバス停、陽だまりの校庭、炎天下のプールといった光景が断片的にフラッシュバックし、現れては消えていった。 冷たい氷雨が肌を刺す。あれ、傘はどうしたんだっけ? …よく分からない。 その晩、私は自室で号泣した。彼にとって今や彼女はかけがえの無い「恋人」で、今の私などどうでも良いことがわかったから。 私は一人が寂しかった。 私は風邪をこじらせ肺炎を合併して入院した。彼は見舞いに来なかった。その後彼が入院したと聞いた時も、私は見舞いに行かなかった。 何故?行っても無駄だと思ったから? でも、本当に無駄だったのか? もっと早くに勇気を出せば彼を失わずにすんだのかもしれない。いや、今でも可能性はゼロではないのかも。 一年前のあの冬の日、いや、あの一年間。私には「親友」がいた。 今は違う。今は「親友」と呼べる友も「恋人」と呼べる男性もいない。 今でも表面的な付き合いの友人、知人は数多くいるが、「親友」と呼べるものは中学時代の彼が最後だ。 孤独にふるえる夜、私は時々思う。 今後彼のような「親友」に巡り会えることがあるのだろうか。 それとも、勇気を出せば、彼女から彼を取り返すことができるだろうか。 (完) 「しかし、別々に書いたはずなのに題名も同じなら中身も同じ。構成まで同じ。2人のどちらかが嘘をついていたり記憶違いをしている形跡もない」 「同じ人を好きになるなんて双子の姉妹みたい」 「そして能力も同じで鍵も同じ」 「えー、長門さん。そうなのですか?涼宮さんと同じ能力なのですか?」 「能力については不確定」 俺が部室に入ると、超能力者が深刻な顔で宇宙人と未来人相手に討論会のようなものをしていた。 「どうした古泉。深刻な顔をして」 「中学時代の国木田さんの友人。あなたの友人でもある方が国木田さんを通して会誌の原稿を送ってきたのですが」 「会誌はもう製本するので、悪いけど完全に手遅れだ」 「それでは、印刷して付録として会誌に挟むのはどうですか」 「よせ面倒だ。それでなくてもいっぱいいっぱいなのに」 「でもせっかく書いてくれたのですから」 「来年に回せば良いと思うが。先方には間に合わなかったことを断って、会誌の一つでも送っておけば良いと思う。」 「しかし、原稿の中身が非常に興味深いので、あなたも読むべきだと思いますが」 「もう原稿はうんざりだ。それより仕事があるから行ってくる」 「キョン君ひどいですね。元恋人なのにあんな扱いして。私が彼女なら殴っているところですよ」 「僕だってそうですよ」 「私も」 「長門さんもですか。とにかく、この原稿は来年まで涼宮さんの目の届かない所に置いておきましょう」 (終わり) 後日談: 「キョン、殴って良いか?」 「何だ谷口どうしたんだよ急に」 「この原稿見てからずっとこうなんだよ。僕もキョンは一度殴られた方が良いと思うよ」 国木田まで、どうしたんだよー
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勝間和代 原発くん 原発関連御用文化人リスト 名言・迷言 堀江貴文 無知っぽい学者・文化人 高橋真理子 763 : 名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[] 投稿日:2011/04/19(火) 02 57 00.20 ID QavzUuo80 [1/1回(PC)] 佐々木俊尚が週刊金曜日の「原発文化人25人への論告求刑」を猛批判してる。 「赤狩り」だと。常識的な判断ではあるんだが、逆に言うと 佐々木俊尚という男が「常識」に囚われすぎて、木を見て森を見ない男に過ぎないことが露になったと思う。 佐々木俊尚のように25人を庇って、日本のエネルギー政策が良い方向に向かうだろうか。 文化人が原発をPR・推進することは、芸能人が原発をPRするのとはわけが違う。 766 : 名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 04 26 36.90 ID 1vdzGp5c0 [1/4回(PC)] 763 佐々木俊尚って、ネットイナゴやネトウヨに媚びた記事ばかり書いてたから信用してない 既存メディア(特に毎日)には容赦ないけど、ネトウヨとかには大甘なんだよね 767 : 名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 04 52 45.49 ID 1vdzGp5c0 [2/4回(PC)] ちなみに佐々木はその昔、産経に『「ネット右翼」は新保守世論』という記事を書いた。 ここにその記事の内容が載ってる。 http //d.hatena.ne.jp/keywordtouch/%A5%CD%A5%C3%A5%C8%B1%A6%CD%E3 773 : 名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/04/19(火) 07 40 00.82 ID b00O6MOC0 [1/10回(PC)] 佐々木は、やはり強きに媚び弱きを挫くクズだよな。 期待通りの発言だ。 794 : 名無しさん@お腹いっぱい。(京都府)[] 投稿日:2011/04/19(火) 11 23 56.24 ID TvYcfbNW0 [2/2回(PC)] 766 佐々木さんは毎日の元社員だから個人的恨みもあるか、と・・・。 30過ぎて入社、サツ回りスタートだから、最初から企業内リーマン記者になりきるには気の毒なスタートだったんだろうが。 796 : 名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/04/19(火) 11 30 14.21 ID 1vdzGp5c0 [4/4回(PC)] 794 佐々木は立ち回りが本当に胡散臭い 大手新聞社叩きで情強(笑)ネットユーザーに媚びを売ってきたが、ちゃっかり大新聞・朝日の日曜書評欄に 何度も書評書いてるんだよな。しかも、「ITジャーナリスト」からIT外して「ジャーナリスト」の肩書きで。 それでITとは無関係の本の紹介してる。なんなのあいつ。 329 :名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区):2011/05/24(火) 18 37 32.85 ID hXSepYz30 佐々木俊尚。 自称「ITジャーナリスト」(笑)という名の虚業家。 あまりにも小物でどうでもいいゴミのような存在ではあるが、 あの電波教祖・御用学者菊池誠やグレー早野のTweetを「無償で貴重なつぶやき」等と 賞賛したり、反原発派の意見を徹底攻撃したりしている。 さも自分が冷静な視点であるかのように自己陶酔しているが、 ITジャーナリストという胡散臭い肩書きの虚業家らしく、自己愛の化身で あるところは、御用学者たちに通じるものがある。 813 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/05/27(金) 00 02 55.50 ID OxSU6pxH0 佐々木俊尚の過去ツイートから http //twitter.com/sasakitoshinao/status/48386915958919168 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/48388157334491137 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/48890903087165440 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/49268669305466880 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/50812680314953728 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/52880197434875904 578 :名無しさん@お腹いっぱい。(東京都):2011/05/30(月) 08 27 19.83 ID QzUlE4Sm0 佐々木俊尚が極端な例を抽出して反原発をカルト扱い。 佐々木俊尚 デマ拡散のために脱原発が非常に残念ながらカルト扱いになってしまう現状。 でもこの人たちやり方変える気がないからな・・。 /残念ながら、Twitterで反原発をしている方を干すのは妥当である。http //j.mp/kpcaYs http //twitter.com/sasakitoshinao/status/74976572397989888 いやいや、佐々木くんはまず↓こういう恥ずかしい発言を反省しないとね。 813 名無しさん@お腹いっぱい。(東京都) 2011/05/27(金) 00 02 55.50 ID OxSU6pxH0 [1回発言] 佐々木俊尚の過去ツイートから http //twitter.com/sasakitoshinao/status/48386915958919168 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/48388157334491137 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/48890903087165440 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/49268669305466880 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/50812680314953728 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/52880197434875904 585 名前:名無しさん@お腹いっぱい(東京都)[] 投稿日:2011/05/30(月) 09 02 02.57 ID cToTwcCf0 佐々木俊尚とか池田信夫とかの ブログで食ってる連中の炎上マーケティングはいい加減、スルーする能力を身に付けて欲しいよ (このスレじゃなくて、世間一般が) なんか、素っ頓狂なツイートがある度に、煽られてRTがダーって流れるけど アフィー厨の思うつぼじゃん。にちゃんの荒らしみたいなもんで、徹底的に 無視が一番効くと思うんだけどね。 こいつらは、別に利害関係とか特別な信念があって反・反原発している訳じゃなくて、 どっかの国の格言だっけ「ねじも、軋み音を立てないと油にありつけない」で 非常識でも品性が低かろうがなんだろうが、とにかくPV,フォロワーを稼がないと 食っていけないんだから。 589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 09 17 54.35 ID lb2DsgVR0 [5/21] 585 現地の人々がTwitterで情報収集している以上、Twitterを本拠地としている佐々木俊尚を取り上げるのは意味のあることだと思うよ。 598 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 10 05 53.58 ID lb2DsgVR0 [10/21] 585 佐々木俊尚とか池田信夫とかの ブログで食ってる連中の炎上マーケティング これに異論はない。これを読むと笑いが止まらないからw 「佐々木俊尚氏による1日徹底集中講義」w 値段に注目w http //www.sm-int.jp/sasaki.html 615 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 10 51 55.13 ID lb2DsgVR0 [14/21] とりあえず佐々木俊尚が気づく様にtweetしてきた。成田の話で自分を落ち着かせようと必死の模様。どうせここもみるようになるだろう。俺的に佐々木の一番の名言は「ネット右翼なんかいない」だけどなw 617 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 11 15 31.86 ID lb2DsgVR0 [15/21] ソッコーで佐々木にブロックされたわw 625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 11 50 30.59 ID lb2DsgVR0 [17/21] 佐々木俊尚の最近のtweetをやリツイートされたのを読んでいたのだが、俺がどうも買いかぶりすぎていたようだ。 フォロワー数の割には朝のキュレーション(笑、てかキュレーションなんて初めて聞いた)に対する反応もごくわずか。 佐々木の発言のリツイートも、池田信夫経由が多くて失笑してしまったわ。 628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 12 04 19.62 ID lb2DsgVR0 [18/21] 理学部物理だからな… 630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/30(月) 12 23 16.28 ID lb2DsgVR0 [19/21] 小物はここではこれで最後にするかな http //twitter.com/sasakitoshinao/status/74980596715229184 飯舘村長の言葉、心に響く。これ多くの人に読んでほしいと思った。/こんな美しい村をなくしていいのか! 菅野典雄・飯舘村長インタビュー(日本ビジネスプレス) http //j.mp/lqvzI1 374 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 08 07 24.56 ID SHf+/Wxf0 [2/2] 今うっかり佐々木俊尚のフェイスブックが検索に引っかかってしまって、思わずしばらく読んでしまったが、ものすごい時間のムダだった。 事故~4月始めという最も重要な期間に佐々木が持ち上げていた人々 山下俊一 高村昇 早野龍五 TEAM NAKAGAWA もっと調べようと思ったがアホくさいからやめた。 403 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/06/03(金) 10 26 25.90 ID Lt9pOywR0 佐々木俊尚 元東芝原子炉設計部長の福島原発についての見解。他の専門家たちの意見と一致している。https //sites.google.com/site/reportfujibayashi/03312011 3月21日 http //twitter.com/sasakitoshinao/status/49632623890415616 上記の見解は被曝量の計算とか突っ込み所が多すぎますが、 この元設計部長藤林徹が3/31に出したまとめ https //sites.google.com/site/reportfujibayashi/ この段階でもスリーマイル島(TMI)事故よりも原子炉の損傷は軽いとか言っている。 同じ東芝でも後藤政志さんは事故直後にほぼ完全に見通していたというのに・・・。 804 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/19(金) 02 22 47.00 ID UgzJU/G10 377 のニコ生「IT復興円卓会議 ~第ニ回 メディア~」 視聴。 http //live.nicovideo.jp/watch/lv59798260 前半は、東北の震災について。既視感あり。他のネット番組で4-5月ごろからやっていたレベル。 後半 (1:00 ごろから)原発報道について。マスコミの自己弁護っぷりが面白かったです。おすすめ。 佐々木 俊尚氏がソーシャルネットワークについて、東大 早野先生、チーム中川、 阪大のきくち教授などの活躍について言及。池田信夫氏とアイコンタクトを取ながら 「信頼度の高い学者とそうじゃない学者がいて・・・」と話す。(1:10 頃) 池田信夫氏相変わらず自由報道協会や広瀬氏をdisり、山下教授を擁護。 2chについての考察もあり。 ほぼ同時刻に同じくニコ生でやっていた自由すぎる報道協会と比較するとさらに楽しいです。 自由すぎる報道座談会6 ~報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪 発売記念 http //live.nicovideo.jp/watch/lv59709423 http //www.ustream.tv/channel/loftch 【出演】 上杉隆、烏賀陽弘道、プチ鹿島、畠山理仁 各氏 御用学者についての言及もあり。御用学者のwiki作れという話が出て、ニコのコメでは2chにあると 書いてる人がいました。 ▼ 807 名前:地震雷火事名無し(東京都)[] 投稿日:2011/08/19(金) 10 34 18.32 ID iapLvTQn0 804 佐々木 俊尚氏がソーシャルネットワークについて、東大 早野先生、チーム中川、 阪大のきくち教授などの活躍について言及。池田信夫氏とアイコンタクトを取ながら 「信頼度の高い学者とそうじゃない学者がいて・・・」と話す。(1:10 頃) 悪い冗談みたいな展開だな。 佐々木といえば、散々Twitter上で東北(とくに福島)での消費を呼びかけてたのに、 本人はイタリアでバカンスを楽しんでて笑った。 池田もそうだけど、コイツも相当に人格が破綻しているように思う。 ▼ 826 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/08/19(金) 16 26 28.53 ID UgzJU/G10 804 のライブ2本に関するアゴラの記事 価値観が分かれる中、低線量被ばくに対し食品・情報など選べる環境作りを - 石川 貴善 http //news.livedoor.com/article/detail/5796218/ 2011年08月19日14時51分 (略) こうした情報の判断材料となるメディアにおいても、新聞テレビの情報とインターネットや 雑誌の情報と大きく差がある状況のままでは、社会の気風を悪くすることは確かです。 昨日はインターネット動画で、同時刻に震災報道に関する同じテーマで2つの番組がありました。 「IT復興円卓会議 ~第ニ回メディア~」・「自由すぎる報道座談会6」はどちらも人気があるため 音声を聞いていましたが、震災報道の見方に関しても、 不確かな情報は報道しない教育を受けているし、政府発表が錯綜しているあの状況の中ではよく報道したほうだ。 政府マスコミの中でもローテーションが多く専門家ができないことから、長期的な育成が欠かせない。 発表報道や記者クラブ制度の限界と、フリーランスや海外メディアの活躍。 に関して取り上げていました。それぞれ一理ありますが、前者は確度は高いものの エスタブリッシュメントに忠誠を示す印象は否めませんし、 後者はエンターテイメントとして面白いですが、不確かな要素も多いことは確かですので、 複数の情報ソースから自分で判断していくことや、どのような経緯で情報が出てくるかを知っておく必要があります。 (略) アゴラは池田信夫氏を中心とした"言論プラットフォーム"です。(筆者プロフィールより) 808 名前:地震雷火事名無し(チベット自治区)[] 投稿日:2011/08/19(金) 10 39 32.61 ID U4Le/2jE0 人格が破綻しているんではなくて自分の出身を考えるとしかたないのかなとおもう 東京大学大学院情報学環電通寄付講座「コミュニケーションダイナミクス」特任研究員。等 http //ja.wikipedia.org/wiki/佐々木俊尚
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佐々木さんの、子猫の目の甘い日々7 エイプリル・フール? の巻(前) 桜が時ならぬ寒波に襲われ、あやうく散りそうになり、 そろそろ新学期の姿がおぼろげに見えてきて、時折憂鬱になる頃。 そんなとある一日。 「やあキョン、今の君は、4月1日の君というわけだね?」 外の景色をぼんやり眺めやっている間に、シャミは今日もシャシャキとなっていた。 部屋の様子をその大きな瞳で見渡し、日めくりカレンダーの日付を見て確認する。 「……ああ、そうだな。今日はエイプリル・フールってわけさ」 しかしまあ、毎回よくも時間まで渡ってくるもんだな。 今日のお前さんは、一体何時の時間軸から来たんだ? 「さて、多分数日前ではないかな。もうちょっと暖かいかと思ったけれど、 逆に肌寒いくらいだね。三寒四温とはよく言ったものだよ」 そう言うと、シャシャキはくしくしと右手で頬をこする。 そういうしぐさはまるっきりシャミそのものだが、 佐々木がやると妙な愛嬌があって、見てるほうが何かむずがゆくなってきて困る。 「エイプリル・フールというのは、起源があまりはっきりしない行事ニャんだそうだよ。 多分フランスが起源なのだろうけど、異説も多くある。 そもそも、エイプリル・フールで嘘をついてもいいのは午前中だけなハズなのに、 一日中皆嘘をつくしね。正直、僕はあまり興味のない日ニャのだよ」 湿気がイヤなのか、念入りに手を頬にこすりつけながらシャシャキはそうのたもうた。 そういや中学時代、エイプリル・フールで佐々木が何かした覚えはないなあ。 しかし、興味ない日のことまでそこまで薀蓄を語るあたりがシャシャキらしいよ。 「僕はむしろ、嘘というなら、クレタ人のパラドックスなどの方が、 よっぽど興味深いと思うけどね」 こりゃまた随分話が飛ぶな。なんでいきなりクレタ人。 「有名なパラドックスでね、”「クレタ人は嘘つきだ」とクレタ人が言った”という文章は、 果たしてどういうことになるか、という命題なのさ」 なんだそりゃ。 「つまりね、クレタ人が嘘つきだ、という言説が正しいのであれば、それを言ったクレタ人は、 嘘を言ってるわけではなくなる。ここに矛盾が生じる。 かと言って、発言者のクレタ人が嘘を言っているのであれば、「クレタ人は嘘つきだ」という 言説は嘘であって、つまりクレタ人は嘘つきではなくなり、これもまた矛盾になってしまう。 否定辞を伴う自己言及には、矛盾が含まれるというのは、結構興味深い命題ニャのだよ」 ああ、そういやなんか聞いたことあるな。長門が読んでた本の中に、 なんかそんなようなものがあった気がするよ。俺は読んでないけど。 しかしなんだ、「クレタ人が嘘つき」だからって、四六時中嘘しか言えないわけでもないだろ。 逆に一つも本当のことが言えないなんて、ドラえもんのUSO800じゃあるまいし、 かえって不自然だろ。 「いや、まあそうではあるのだけれどね。この問題提起の本質は、そうした量化子の有無に 帰結するところではないのだよ」 すまんシャシャキ、今の発言ぜんぜんわからん。 「じゃあこう言うのはどうだい。 「この文章は間違っている」 これなら、もっとシンプルで、逃げ道もニャいよ」 ……この文章が間違っているなら、間違っているが間違っていて、つまり正しい? おや? 「まあ、本当は集合論に広く展開される、奥深い話題のようだよ。 流石に僕も数学でのこの議論は、ラッセルが階層理論でなんとか難を逃れようとした ところくらいしか知らないけれど。くっくっ」 何が楽しいのか俺にはさっぱりわからんが、楽しい思い出を振り返るようにして、 シャシャキは目を細めて笑った。 佐々木さんの、子猫の目の甘い日々7 エイプリル・フール? の巻(後) 「この手の話は、自己言及のパラドックスとか、公理集合論とか、 かなり突っ込んだ専門的な話題になるので、僕も正直よくわからないんだ。 たとえば、大学の修士課程の人にでも聞いてみると面白いと思うよ。 純粋数学の人からすれば、そんな矛盾を含む集合は、そもそも集合の概念が曖昧なせいで、 きちんと集合を定義すればパラドックスから免れる、というだろうし、 逆に哲学の人からすれば、本質的な自己言及における矛盾に対する逃避に過ぎない、と反論される。 もう、それぞれの立場とか、前提となる述語の定義とか、色々難しすぎて手に負えないのさ。 面白いものだね」 いや、俺は全然面白くないから。大学入ってもそういう方面には確実に手を出さないから。 「僕もここらへんは聞きかじりだからね。あまり偉そうなことは言えニャいよ。 ただ、僕が面白く思うのはね、 人間は、言葉や概念でもって思考する。逆に言えば、自分の知る言葉の範囲、自分の知る概念の範囲で、 そして自分が体得した論理大系の中でしか思考できない存在だと言えるだろう。 勿論、現実の発見を日々取り込んで発展はするのだろうけれど」 言えるのかね? 正直全然おまえの話についていけないんだが。 「そんな人間の一番の道具である言葉・論理が、自己言及でパラドクスを孕むような、 言ってしまえばとても不完全な代物だというのが、とても興味深いんだよ。 人は、ただ人であり、言葉を用いているというそれだけで、どれだけのものを見逃しているのだろうね。 たとえば今ここにいる僕を、君以外の人たちは見逃しているようにね」 一息に言い切って、佐々木はくっくっと笑う。 そういや朝比奈さんのTPDの概念は言葉で説明できないとか、長門も似たようなこと言ってたな。 「うん。僕も藤原君や九曜さんに、現在の人間では想像もつかないような、 言葉以外の概念形成とか、現在とは全くことなる論理学について質問攻めにしてみたのだけれど、 流石に二人ともがんとして口を割らなかったよ。下手なタイムマシンや、UFOなどよりも、 よほど現代の地球に与える影響は大きいものだろうからね。 ある意味、今の僕の状態も、かなり反則ぎみではあるのだろうけどね」 いっそネコ式のコミュニケーションの仕組みでも研究してみるか、シャシャキ? 今のおまえなら出来るかもしれんぜ。 「ああ、それは面白いかもね」 佐々木はそう答えると、その大きな瞳を輝かせながら、俺の方ににじり寄ってくる。 いやいや。そういう意味じゃないから。膝に頭こすりつけるのはやめなさい。 「今の発言はエイプリル・フールゆえの嘘だと受け取っておくよ。 だいたい、言語以外のコミュニケーションといえば、肉体的な接触が第一じゃないかね。 付け加えて、僕自身、最近はシャミの発情期に引きずられて、こうした肉体的接触に対して、 歯止めがきかなくなっている、ということにしておいてくれたまえ、くっくっ」 こっちの言葉を意に介さないばかりか、さらに恐ろしい嘘(嘘だよな)で返してくるシャシャキ。 「いやあのなシャシャキ。ちょっと待ってくれ。 実は今日な、4月2日なんだよ」 「へ?」 珍しくぽかんとするシャシャキ。こいつのこんな表情を見るのは実に久しぶりだ。 いやそれどころじゃない。 「昨日、SOS団の活動でばたばたしてて、日めくりカレンダーめくるの忘れててな。 それで今日おまえが現れたとき、4月1日だと思ってるのを見て、ついそう返事しちまったんだ」 他の誰も決してだませるわけがない嘘。 ただ、時間を気ままに飛び回るシャシャキにだけ通用する、ほんの他愛ない冗談だったんだよ。 「だからそれ以外の嘘はナシだし、おまえも恐ろしい冗談を言うのはやめてくれ、な」 一瞬考え込むような表情で動きを止めるシャシャキだったが、 すぐに余計に瞳を光らせ、こちらにさらににじり寄ってくる。何故だ。 「……ふむ。キョン、その理屈で行くと、つまり僕がシャミの発情期に引きずられて、 興奮状態にあるというのが、嘘であってほしくないと、君はそう願っているわけだね。 わかった。僕も責任を持って、自らの発言を履行しようではニャいか!」 いやそれ違うから! そもそも俺の拒絶を全部聞き流してるだろその論理は。 「キョン、論理などというものが、半分ネコである僕に通用すると思うのかい?」 それじゃ今までの話はなんだったんだ! 無茶苦茶だぞシャシャキ! ……結局、言語を用いてあれ、物理的にであれ、佐々木の理屈を論破するのは、 並大抵でないエネルギーが必要なのだと痛感した今日この頃であった。 おしまい 猫の目の日々シリーズ
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【作品名】殺し屋さん 【ジャンル】4コマ漫画 【名前】佐々木竜一 【属性】殺し屋 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】左手にマシンガン、右手に手榴弾を所持 ボーリングで全てのピンを粉砕したり、人間の首をへし折ったりできる腕力 刀を使って人体を一瞬で26の肉片に解体(ただしエントリ時には持っていない) 棒切れでも、目隠しされた状態でスイカを16等分することができる 【防御力】一切の無駄なく鍛え上げた人間並み 【素早さ】警視庁ナンバーワンの警察犬(シェパード)と互角の足の速さ 2mほどの距離から放たれた銃弾4発を、両手に持った刀で弾ける反応 【特殊能力】 全裸でボディチェックを受けた直後でありながら、 ライフルと拳銃を手に持った状態で瞬時に出現させられる 呪文を唱えてヤバそうな外見の剣を召喚できる(効果不明) 目隠しされていても、離れた場所に置かれたスイカを即座に割れる 後方の空を流れた流れ星を察知し、流れ切るまでに回避行動を取れる 回避行動自体に意味は全くない 【長所】日本一の殺し屋 【短所】エロい妄想で自爆する 【戦法】手榴弾投擲→マシンガン連射 1スレ目 835 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 14 01 06 佐々木竜一考察 ○ガッツ タフだが手榴弾→マシンガン連射してれば勝てるかね ○国鉄子 手榴弾勝ち ○二ノ宮涼子 反応上 手榴弾勝ち ×アドバーグ・エルドル 倒せない。そのうち負け ×遠坂凛 速すぎ負け 遠坂凛=アドバーグ・エルドル>佐々木竜一>二ノ宮涼子 しかし過疎ってんなww
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_,..--――‐-、 .. . . ´ . . . . . . . . . . . . . . . . . .`. .. / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ` .、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ', l . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .i | . . . . . . . . . . . . .,i . . ハ . . . . . i . . . . 、 . . . . . . . l l . . . . . . . .i . . ./.l . .i . . . . .ハ . . . ハ . . . . . . l l . . . . . . . l . / l . l i . . / | . .r 、 . i . . ! l .i^i . . . ハ/_ ヽ! l ./ !( ヽ \l . . .' l l l . . .i ' _  ̄ ´ ! ^ー‐'´\ \` 、 !ハ ヽ .l `ー‐' `‐-‐' \ \ \ ゝ j . l i r‐― - 、ヽ. ヽ _/ヽ l !. ` ー,-、 `` 、 .... . ´ / . . .i`!、 '. '.、‐ \ ヽ ..... . ´ . . . . / . . . l ヾ 、 r‐--っ /! . . ヽ . `ヽ ', .... . ´ . . . . . . . . ./ . . . . . l \ヽ、. ̄ / l . . . . ヽ . . .ヽ i .... . ´ . . . . . . . . . . . . / . . . . . . .l 〉‐、ー_.´〈 l . . . . . . . ', . . . ! !-、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . . . . /l. ∧ ハ. l\ . . . . / . . /`ー―‐´ . . ', キョン子の兄で警察官 失踪したキョン子を探すため行方不明事件を捜査していた所 現代に帰還したやる夫と係わる事になった その後玉突き衝突に巻き込まれた所をやる夫に助けられる等の経験を経て 彼が行方不明者を帰そうとしている事を確信する 現在は永琳の部下としてやる夫の現代での活動の隠蔽や手助けの為に奔走しているようだ
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短編・キョン 1